多分家族みんな発達障害の日々

結婚や子育て、発達障害や生活について日々思うこと

やればできるのにやらないことは、結局できないこと

 そう諦められると、少し楽になった。やればできるけど、やれない。やる気が出ない。そのことをやる技術があったとしても、やりたくないが先行して、できない。できても期限ギリギリとか、で、結局期限をほんの少し遅れてやるみたいな、、
 子供の頃からやればできるのにやらない!と母に責められてきた。今、娘に対して同じように思っている。やればできるんだから、やれよと。
 今日本田秀夫先生の講演を聴いて、やらないでいるのは充電期間で、本番にだけできればいいと言う言葉がどれだけ私を救ったか。たまにできるから、いつもやれってのは無理な話で、たまにだからできるんだなーと思うと腑に落ちた。
 周りがストレスなくやってることを、自分は凄いストレス受けながらやってるんだろうなー家事とか。頑張り過ぎんようにしよう。いったい定型発達の人の世界って、どんななんだろう。
 You Tubeで、講演を拝聴した流れで他の精神科医の先生の動画も少し見た。自閉傾向の人は性被害に遭いやすい?なぜ?警戒心少なく、無防備で、しかも一人で行動しがちだからだそう。あー、確かにと思う。たまたま運良く被害ってほどのことはないけど、若い頃は男性宅に平気で泊まって男性側にもう少し警戒したほうが良いと注意されたこともあった。とにかく、一人で街をフラフラして一人で定食屋入ったりマンガ喫茶行ったりしてるからナンパも結構された。隙だらけってことだったんだなと思う。
 結婚相手も、失敗しやすいとか。これもホント確かに。発達障害の身内に似たような人に安心して一緒になってしまうかららしい。夫、、たまらなく1人に見えたからね。孤独そうで。自分も好きで1人いるんだけど、孤独感孤立感はいつもあって、同じような人と孤独感を共有したいっていう、惹かれたところがそもそも発達障害発達障害を求めたって感じなんだろうなと思う。結局、孤独感や孤立を一層深める事になってしまった。
 私が今したいことは、発達障害当事者である私が、発達障害の人たちに少しでも過ごしやすい社会を作っていくことだな、、ゆくゆくは娘のためになる。無駄に生きづらくてつらいと思う発達障害の自分と、発達障害であろう夫と結婚したことも、それで少し報われて意味もあったと納得いきそうだから。