amareiの日記

結婚や子育て、生活について日々思うこと

家庭内ヘイトスピーチ

 朝のニュースでヘイトスピーチについてやっていた。在日外国人の方がネットに書き込まれた誹謗中傷に対して、誹謗中傷した人を特定し、勝訴したという内容。加害者には130万円の支払い命令が出たが、裁判にも参加しなかったし支払いにも応じないという。。そのニュースをみて、なんとなく自分を客観視できた気がした。多くの人は、少し他人事な報道なんだろうけど、わたしは「こんなひどいことをされました!」と訴える女性に自分を重ねたし、支払い命令にも応じない60代の男性に夫を重ねてしまった。

 わたしに対して「馬鹿」だの、「要領わりぃな」「本当何もできねぇな」と言う夫。子供にも「馬鹿」だの「本当あたま足んねぇなぁ」と言う夫。それが家族であっても嫌がっている以上やってはいけない、言わないで欲しいと主張するわたし。それに対して「気にするお前らが悪い」と開き直る夫。何でも、自分は小さい時に父親からさんざん罵詈雑言言われてきたし、言われても気にならないと言う。本当のことじゃないから、「また言っている」とか「怒っているんだな」と思うだけなんだそうだ。「大体さ、世の中に出たら嫌なことは避けられないんだから、避けることより耐性を付けた方がいい」と言う。その訓練なのか?家庭は?正直、世の中より家庭内の方が嫌なことが多い。

 ヒドイことに夫は自分の行いを正当化しているだけでなく、妻や子供に対して教えを施し指導してやっているくらいの気持ちでいるようだ。

 整理すると、わたしは一般的に見ても正しいことを言っているだろう(人が嫌がるような、人格を貶めるようなことを言ってはならないという主張モラハラ反対)。そして、そのことを夫に分からせたいし、謝罪が欲しいし、改心させたいし、二度とこちら側に対するヘイトスピーチ的なことをして欲しくない。でも、夫は死ぬまで自分が悪くないと思い続けるだろう。不毛だ。と言うことに、ニュースを見て気が付いた。夫を変えたいが、変わらないから、そのことに労力を費やさないようシフトチェンジせねば。取材にさえ応じない60代の男性。悪いと一切思っていない不遜な態度。ニュースを見て、こんな人がいるなんて!信じられない!っていう人もいれば、やはりこういう人は結構世間にいるんだなと思う人がいて、わたしは後者です。しかも、まさかの結婚相手が「こういう人」だった!裁判を起こしている女性もきっと、お金が欲しい訳ではなくて相手が間違えに気付いて改心して欲しい一心なんだろうなと勝手に共感してしまう。

 家庭内でもヘイトスピーチがどんな悪いことか分からせることのできないのに、赤の他人では尚更だとも思う。でも、世間の力を借りて、みんながあなたのコト悪いと思っていますよーっていうメッセージが本人に伝わり巡り巡ってウチの夫にも伝わればいいなと思う。せめて、「昔は良くても今はそういう時代じゃないんだな」くらいは認識してほしい。夫本人の気持ちは分からないから、自分のされて嫌だったことを、家族にやらないと、やられないで一生終わる家族はズルいとでも思っているのだろうか?自分の父親にやり返せばいいのに、新しい家族にするなんてお門違いだ。わたしがすべきは、世代を超えて、同じことを繰り返さないようにすることだ。例えば娘や息子が平気で人を傷つけるようなことを言っておいて「気にする相手が悪いんだから、言いたいこと言って何が悪い」とふんぞり返るような人間にしない。そもそも、ひどいことを言わせない。

 こどもが大きくなるころには、言葉で傷つけあうことも無くなっている時代になっているといいなと思う。