多分家族みんな発達障害の日々

結婚や子育て、発達障害や生活について日々思うこと

診断の結果

 自分も発達障害かもしれないと思い、早速、県の発達支援センターに連絡して面談した。2018年度担当してくれた方は、日常生活に対する具体的なアドバイスをくれて、大分実践的に取り組めて助かった。2019年度に担当の方が変わり、困っているのであれば検査して対策を出しましょう!という方針に‼︎興味のあったwaisⅲの知能検査を実施してくれた。無料で生育歴3時間の問診、別日に検査4、5時間やってくれて感謝です。医師ではないので診断はできないけれど、ADHD自閉症スペクトラムの傾向がある事、知能的にはトータルで平均より高い〜高いという範囲の値である事、興味の幅が狭く専門的な部分の知識は多いが、一般的な事で認知が曖昧な分野もある事、全て平均値以上はあるが、その中でも聴覚認知とワーキングメモリが弱い事、、などが分かった。本当紙とペン無しには何の認知も出来ない、、耳からの情報だけを頼りに、記憶して暗算したりとか検査中も疲れて適当に解答していた。でも、図形の規則性の問題なんかは楽しくて仕方ない感じだった。視覚優位の認知をしている。知識の部分では法律関係が強いなーって。外国で生活した結果、情報が生死を左右すると実感したり、ブラック企業で働いた結果、政治や労働問題に興味を持って本を読んだりしたから答えられる場面もあった。ADHDが故に転職を繰り返し、自閉症スペクトラムが故に想像力の欠如から、とにかく実体験からしか学べない、だから実体験を多くしたいという行動の結果の知識習得だと思う。みんな学習方法の仕方はそれぞれだけど、体当たりで身につけてきた知識が多いように思う。

 ADHDなのは分かっていたけど、自閉症スペクトラムは意外で、むしろ自分は自閉症スペクトラムの傾向が凄く色濃く出ていると思う。

 検査後読んだ本↓

自閉症スペクトラム症の理解と支援」本田秀夫著

の中の、“自閉症スペクトラム症の人がはば間違えなく絶対に興味を持たないことがありかます。それは、他者の気持ちを動かすことです。“という記述があって、まさにそれ!と思う。他者の気持ちを動かせるなんて思えないから、しようとしないし、あれこれ考えもしない。だからいつも直球投げる感じでお願いして、何の計算もないから、お願い通らないんだろうな。相手の状況をおもんばかったり、根回ししたり、そういう事をすれば、相手にしてもらいたい事をしてもらえるのかも。でも、面倒くさいから、やらないし、できないと思う。