多分家族みんな発達障害の日々

結婚や子育て、発達障害や生活について日々思うこと

2019年の出来事、夫と別居

 昨年はブログ1個も書かなかったんだなー。年明けに、はてなダイアリーからはてなブログに移行するっぽいメールが来て、書いても消えちゃうんかなぁなんて思って。そしたら、まだ残ってて、書き始めた頃は0歳だった息子君も3歳を過ぎ話して走り回っている。ああ、もうそんな時がたったんだなと思う。その間Twitterなんかも利用してみたけど、やっぱり私のように思いついた事をまとめずに書く人はブログ形式の方が助かります。思考は取り留めなく続くから、まとまった量の文章で書ける方が気が楽。

 

 あと夫とおよそ1年別居生活で、心穏やかに過ごせたから、ストレス状態にならなくて、あまりアウトプット?愚痴らなくて済んだ1年だったのかな。別居の動機は夫の2度目の長女に対する暴力。ブロックでまだ遊びたいとブロックを片付ける箱に覆い被さる娘の頭を、怒りに任せた勢いでズンとブロックの箱に押し込む光景。中に尖ったものでもあったらとゾッとする、、平手打ちの時に児相のお世話になり、そういえば泣き叫ぶ娘の口と頭を手で押さえて持ち上げたこともあった。バタつく娘は空中で失禁。滴れるオシッコ、、そんな光景が昔もあった。コレって普通なのかな?普通の家庭の普通のシツケなのかな?折しも千葉で女の子が虐待の末亡くなった事件の後で、私は少なからず厳戒態勢だった。ブロックに娘の頭を突っ込んだ直後、図体のデカい夫に小柄な私が胸ぐらをつかみ「オマエみたいな奴が、シツケとか言って子供を殺すんだよ」と叫んでしまった、、という事件が年明け直後にあった。夫は背も高ければ太ってるし、本当存在自体が暴力的なのを、自分自身で分からないようだ。その後近くに住む私の両親がかけつけてくれた時、ちょっと頭をこずいたのに妻が大袈裟に騒いでいるみたいに説明していた。別居中も妻が貴方でなければ特に目くじら立てられなかったみたいな事を言っていた夫。オレは妻が暴力に過敏でうるさくて運が悪かったくらいの認識のようだ。自分の外側に別居の理由を求めたから、結局別居の意味もないんだけど、、貴方のかつての暴力で私が負傷して、今でも一生許すまじと肝に命じてると、どんだけ恨んでるか、分からないのかな???だから、娘にも再び手を?

 ちょっと話は前後したが、もう娘に手を出さないと言ってコレか、出て行かないなら離婚する‼︎となり、出て行ってもらえた。出て行ってもらえると、まさに天国で、、何よりうるさく言われず自分のペースでできる。夫がいると、やれ飯にしろ、子供風呂入れろ、寝かせろとうるさくてたまらない。そんなに気になるなら、自分でやれよと思う。普段会話らしい会話も無いのに、口を開けば命令かダメ出し。アレがしてかい、コレはまだかと。正直鬱陶しくて。

 しかも居るだけで苛立たされらる事にも戻ってきて気付く。アレしろ、コレしろと口やかましく言うくせに、自分はデカイ体でソファにふんぞり返って携帯見てたり、テレビ見てたり。正直目障りで仕方ない。何で同じ大人で子の扶養者で、妻も同じくらいの額の給料もらってきてるのに、こっちだけ忙しく家事子育てしてんの?部屋の片付けも子供とだけ一緒に暮らしていると、気持ちよく過ごそうとキレイに出来るけど、夫が居るだけで、アイツの為にキレイな部屋を提供したく無いわいと、汚部屋に逆戻り。邪魔臭いわ、、せめて大人しければ、、

 ここにも自分が発達障害だから、こんなに自分ばかり損しているとか、大変な目に合っていることにストレスを感じるのか?定型発達の妻なら、自分ばかり仕事してて夫は何も手伝わないこと、むしろ仕事増やすこと、がすんなり受け入れられるのだろうか?と疑問に思う。

 

 別居も別居で快適で、新築の家から夫は実家に帰り夫の給料から生活費を渡し、残りはこちらにいる産休中の母親と子ら3人で食い潰す感じで、生活費に困らない。しかも厄介な父親がいない、悪いことしたから当然みたいな感じで。生活費もらってる手前、週末だけ、子供に会わせてやってもいいという感じで1年近く過ごせてました。このまま、子供が成人するまでこの生活がベスト‼︎と誓約書にケチをつけていた、、夫の姉からお義父さんが息子が帰ってきて迷惑してるとLINEがあったが、すいませんと謝るところだろうと思いつつも、こんな暴力息子に育て上げたのだから暴力父親が責任取れよと思い、「こちらも帰ってこられても迷惑なんです」と返信した。もういいやと思って。

 誓約書を書いて家に戻るという話で別居開始になったのだけど、その誓約書もトンチンカンで。我々夫婦2人は子供に対して暴力を振るわないと誓います‼︎みたいな仕上がり。2人の誓約書??ここまで来ると夫の知能が低いから、私は苛立ってるのかと思う。丁寧に説明した。「あのさ、貴方が悪いことをしたから、もうしませんっていう誓約書書くんだよね?私、暴力振ったこと1度もないよね、何で登場するの?例えばさ、私が浮気したら、しないけどさ、悪いことしたと思ってまだ婚姻関係続けるというなら、私はもう2度と浮気しませんと誓約書書けると思うけど、何でアンタは書けないわけ?悪いと思ってないの?」この説明で何とか、自分はもう、暴力振るいませんという誓約書の文脈になった。しかし、どこからどこまでが暴力かというところで、揉めることをいいことに、誓約書ができるまで約1年、、ついに2019年の年末に誓約書が完成し、やむなく夫は帰宅したのでした。本当帰って来て欲しくなかった。

 何で離婚しないかと自分でも思う。この前、雑誌の心理テストで私は究極の合理主義者という判定だった。初めは、え?って思ったけど、多分そういう事なんだと思う。自認は無いけど、相当頭の中で損得勘定してそろばん弾いてる。だから、私より楽している夫が疎ましいんだ。夫は面倒にも絶対別れないと言う。分かった、別れようという人ならとっくに別れてる。夫曰く「自分が自己中でなければ、別れてあげられたと思う。君は子供も、近くにいる両親も居て、失うのは僕1人だから、そんなにダメージは無いかもしれない、でも僕は母親も亡くなり、実家の父も一緒には暮らしたくないという。この結婚がダメになると、何も残らない」との事。同情もするけど、改めないなら恩赦しようとも思えない。もういいから別の人と、やり直してくれ。そしてここで調停に持ち込んで裁判してっていうエネルギーさえ、使うのが勿体無い。要は夫にこれ以上何も奪われたく無いのだ。時間もお金も心のエネルギーも一切。そろばんを弾いた結果、ここで大きく戦って消耗するより、何とかやり過ごしながら経済的にも大変な思いをせず、子供もちゃんと望む進路をとらせてあげて、解散するならその後で、流行りの熟年離婚狙いが妥当かと。とにかく闘いの機はまだ熟してない。

 女として、の部分も発達障害だから、特殊なのかも。何というか、もう男だとかに無駄に時間を割きたくない。男を見る目がないから、付き合う相手もバクチかと。もうそんな博打打つほど人生の時間が残されていないし。例えば今年41歳の今別れればギリギリ、生涯連れ添いたい相手を探す努力もできるし見つかるような気もする。でもそこにはそもそも怠惰だった。だからこの即席の結婚。それより、残りの生涯を発達障害当事者研究者に当てれば自分も知れて、娘の布石にもなるかもしれない。そちらに時間を使いたいかなと思う。

 そもそも、この結婚自体が今思うに、全く共通点が無いけれどただ一点、今すぐ結婚したくて待てないADHD同士が出会ってしまった事に起因すると思う。こんな私でも結婚ができた事、子供に恵まれた事に夫にも運にも感謝しなければと思う。でも、結婚が幸せの代名詞であるとなると辛すぎる現実。話が通じない夫との返って自分の存在価値さえ貶める結婚生活。話を聞いてもらえないか、話をすれば馬鹿にされるから、話したくも無い配偶者。家庭に話せる大人が居ないのは孤独です。そのうち、子供が成長して話し相手になってくれるかな。私は運が良い事に独身の女友達の同級生が2人いて、2人といると、私たち同じようだなと思う。好きな仕事して、自由に生きて、たまたま、私は夫というオマケが人生の一部として入り込んでるに過ぎない。その程度に過ぎないと結婚を定義する事で、何とか折り合いが付いている。