多分家族みんな発達障害の日々

結婚や子育て、発達障害や生活について日々思うこと

断捨離したところで片付かないという事実

・ やましたひでこさんの「断捨離」

・こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」

・佐々木典士さんの「ミニマリズム、ぼくたちに、もうモノは必要ない」

 売れているモノを捨てる本は読みました。その他図書館にある片付け系の本も片っ端からかりて、読んでみました。読んでる時間を片付けに使ったらどんなに片付くだろうと思いながら…

 とにかく騒然と雑然とした5人家族の汚部屋。多少片付けたとしても1日も持たずにもとのキッタネー部屋に戻るので、片付ける気力すらわかないのでした。

 まず最初に取り組むのは断捨離。とにかくモノを減らす。そしてモノが入って来ないようにする。シャットアウト。こどもちゃれんじなんか本当毎月オモチャが届いてもう無理でした。小さなお子さんのいるお宅へお邪魔させてもらうこともありますが、よくもまあこんなたくさんのオモチャをちゃんと片付けて生活できる!というお家が結構あって感心します。パワフルに片付けられる、あれは母親の才能?人間コントロールできるモノの量はそれぞれ個人差があって、わたしは本当に少しの量も片付けるのが億劫。オモチャから洋服から徐々に減らしていって、「モノが少ないねー」なんて他のお母さんたちに言われるようになりました。でも、ものが少ないのに散らかる。片付けるために毎日アチコチ家を徘徊しなければいけないことに苛立つ。そこで気付いたのが、例えモノが少なくとも散らかし放題の人たちがいて、わたし以外誰も片付けないということ。子供や夫にママあれ何処?これ何処?と聞かれて結局出すのさえもわたしの仕事…正直ウンザリです。モノの置き場を決めて、いつも使う人が管理する。困るのは誰か?自分ですよという風にしておけば、なくなった時も「ちゃんと元の場所に戻さないから無くなるのよ。あなたが悪いんでしょ」と言える。責任の所在はあくまでも所有者。共有で使うものも無くなれば最後に使った人の責任、というシステムを作りたい。そうでないと、虚しい片付け地獄、片付け巡礼は終わらない。

 そこで、断捨離の後に辿りつくのが整理収納です。これも図書館の本を片っ端から読みました。参考になったのがOURHOMEのEmiさんや、門倉多仁亜さんの本でした。人生の半分は整理整頓であるという、ドイツの格言は言い過ぎではないように思います。家事をする中で如何に頭を使わず習慣にまで落とし込めるかが、家事が面倒でなくなるかぎです。あれこれ考えずに自然に体が動くようになれば、面倒臭くてやりたくないという感情が大分払拭される。これ何処にしまおう?とか考えずに決まっていればいい。家事の流れも流しを片付けたら珈琲飲んで次は洗濯物干すとかってルーチン化して考えないようにする。ご飯作りもヨシケイの何がいいって、メニューを考えなくてよくて材料が届くところ。

 ちょっと脱線しましたが、断捨離してモノの置き場所も決めました。自分自身が部屋を片付けるのは把握しているから大分楽になりました。あとは家族にどうしたらしまってもらえるか。口うるさくいう?褒めて動かす?その人がやりたくもないのに、やってもらうことは本当難しい。本人は必要と思ってないことしないから。これからこの試行錯誤の段階に入りました。

 

 

追記 結局、私も娘の1人も旦那もADHD傾向にあるので、断捨離しても片付きません。モノは定位置に戻らない。戻して欲しいと私が言えば、旦那はオマエも戻してないだろうと言ってくる繰り返しです、、そしてまた物が増えてきたので捨てないと。