多分家族みんな発達障害の日々

結婚や子育て、発達障害や生活について日々思うこと

産後うつ 身体的要因

 産むのが痛いのは聞いていたが、産んでからも相当痛いとは聞いていなかった。

 産後の身体がこんなに不自由なものだとも知らなかった。まさに戦いの後の傷ついた獣のよう。

 まず、会陰切開の縫った痛みは慢性的にズキズキする。椅子になんか座れない。切ったおかげですぐ出てきた♡とその場は喜んでも、2、3日すると麻酔も切れてきて、出産時のあの短時間の痛みに耐えて切らなかった方が、長々とこの痛みに耐えるよりマシなのではないかと医者を恨むようになる。

 ロキソニンを1ヶ月飲んでしのぐしかない。1ヶ月もすれば大分いい。

 次に 授乳も苦痛。赤ちゃんにおっぱいあげるなんて、母親としての幸せの極みだと思っていた。なのに、乳首が切れそうになり激痛なのだ。赤ちゃんの口が小さい上に吸う力が強く、一点に、圧力がかかるため?乳頭の付け根に亀裂がはいり、ぽろりと乳頭が落ちそうになる。

 コレはPigeonの乳頭保護器で対応。使うのは産後3週間位だったけど、神だった。授乳の度に訪れる、歯を食いしばるような痛みを救ってくれ、傷も癒える。治る頃には赤ちゃんも吸うのが上手になって、痛くなくなるし。

 最後に冷や汗ものの便秘。最初は訳が分からず、肛門かなんかの癌では無いかと肛門科専門医に行ってしまった。汚い話だが、出口付近の便だけ超硬くなる。その栓みたいなのが、出てしまえば柔らかいのだ。本気の便秘の経験がなかったから、便秘って便全体が硬くなると思っていた。硬すぎて出すのも恐ろしく出さないままにしていたら、夜も眠れない腹痛に襲われる。いざ出す段階も出すも地獄出さぬも地獄。肛門に圧がかかると激痛で、便座には座れない。中腰でもうどうにもならないとトイレにこもること1時間。赤ちゃん泣かないでと祈りつつ、誰か助けてと心で泣き、スマホで調べた摘便を自ら行い、裂けること覚悟の排出。鮮血で便器はまっ赤に染まる…

 これが毎回の便通となります。授乳で大量の水分を吸われるからだろうけど、なぜ肛門付近の便だけ硬くなるかは不明。1ヶ月検診でお医者さんに大量のマグミットをもらい、飲んで、水分とって、オリゴ糖を料理に使って、ココアも飲んで、出来る限りのことはしているけれど、まだ毎回血は出る始末。もっと野菜食べて水分取らなきゃ?かなと思う。産後二カ月の今まだ続く。授乳が終わるまで続くんだったか、忘れてしまった。

 身体の痛みは慢性的になると結構精神的にダメージを受ける。これに加えて泣き止まない、寝ない子の育児となると結構参ると思う。