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amareiの日記

結婚や子育て生活について日々思うこと

家を買う

変な話かもしれない。わたしは家がいらなくて、夫は欲しがっていた。お互い長男長女で同じ県内に実家の家をゆくゆくは相続する。だから、それまで借家住まいで相続したら住めばいいし、その前に必要なら同居すればいいと思っていた。家は高額だ。そんなものに大枚はたくより、お金があるなら子供の教育や海外旅行に使いたい。わたしの稼ぐ給料も当て込んで、欲しくもない家なんか買われたらたまらない。そう思っていた。

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 わたしが欲しいもの。40歳を目前にして欲しいものなんてあまり無いのだ。強いていうなら子供。夫に対抗する形で、子供を希望した。わたしが欲しいものは子供3人、夫は家。これなら共稼ぎで2人でそれぞれ欲しいものを手に入れてフェアなのではないかと。

 こんな話を夫にはしていあない。でもわたしの希望通り3人の子供に恵まれた。第三子は現在二ヶ月。とても可愛い。この子を産ませてもらえただけ、彼と結婚してよかったと思う。結婚相手に望むことは、わたしの希望を叶えてくれそうなヒトだった。3人目の赤ちゃんを見るたびにあまり多くを望んでは行けないな、わたし幸せだなと思う。

 3人目妊娠中に建売購入の契約をした。条件に合う物件、それはわたし実家が近いこと、子供部屋が1人一部屋あって、なおかつもう一部屋あること、要するに5LDK。実家の実母とわたしは折り合いが悪い。出来れば適度な距離が欲しい。しかし夫は仕事が遅く子供を見れない免罪符?子どもをケア出来る人数が多い方がいいからと、自ら嫁実家近くを提案してくれた。確かに助かる面もある。部屋数も夫は、2階が4部屋必要だと主張。子供3人と夫婦の寝室として。子供が一人一人部屋が必要なのはほんのいっときだから、2階が3部屋で子供が使う時は1階の和室でわたしたちは寝ればいいとわたしは主張。そして安い建売で…家を買うだけでも全然意見が合わず平行線で、もういらないんじゃない?と思っていたが、実家近くに土地をならしているところがあり、建設前の建売物件の間取りを一部変更(上を4部屋に)して相場より少し高い物件を購入するに至った。

 本当は子供が幼い時は野山の自然が豊かなところに住み、高校生くらいになったら都会の文化圏で色んな文化や書籍に触れられるところに移り住んで子育てしたかった。それが最高の贅沢な気がした。

 現在の美しい自然があるアパートを今月中にも立ち去る。寂しい。どうせ北関東に住むなら自然が多い山岳部がよかった。子供と散歩すれば青大将に遭遇し、去年の秋は山里に降りてきたおっとこぬしのようなイノシシが人命を奪った。ここは自然に敬意を払って暮らす土地なのだ。引越し先は中途半端に町な平野部。自然がない分、人的な豊かさがあり子供の成長を多くの手で見守れるから良しとしなければ。

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 わたしの理想がいつも高すぎること、理想通りにいかないことも37年生きれば分かっているつもりだ。及第点を見つけて進む。誰かと一緒に生きる以上、そうするしかない。 


喧嘩の後で落ち込む

 正義なんて意味が無いのかもしれない。

 夫は父親から殴られて育ってきた。そして立派な大人にしてもらって感謝している。だから、妻も子供も殴る。

 暴力がいけないんだよ、という正義。そんなもの夫の前でかざしても、なんの意味もなさない。いけないと分からないから。偉い人や多数の人が暴力を否定していても、なんの説得力もない。いけないという感覚がないから。

 わたしはそこから出発しなければ、いけないのだ。みんなが暴力がダメって言ってるよ!なんて言っても夫には響かない。夫婦だから、そこには暴力を振るう男と暴力を振るわれたくない女がいるだけ。個人として、痛い思いをしたくない事を切実に伝えてやめてもらうしかない。誰に相談しても別れろと言われる。友人を始め両親、警察、地域の行政カウンセラーにも相談した。リコン。離婚をすればいいかもしれない。

何故彼と別れないのかと思う。

 彼は私しか一緒に居られないと思うから、それが大きい。共依存的な関係なのかもしれない。何らかの理由で別れた過去の恋人が、結婚したウワサを聞くたびに「やっぱり自分でなくても良かったんだな」と、少し落胆するのだ。

 まだ付き合って居た頃、ドライブで通りかかった、赤城山の麓の焼きトウモロコシ屋さんに寄った。夏しか開いて居ないお店。彼は「去年の夏、仕事もなくてよく1人でここでトウモロコシをかじっていた」と独り言のように私に言った。その時わたしは、あぁこの人もわたしと同じでどうしようもなく独りなんだなと思った。それからもう10年近く経つ。わたしたちは、一緒に、なったのだ。